===珪藻土って何?===
珪藻土とは植物性プランクトン(藻)が、長年にわたり海底や湖底に堆積して化石化したものです。
ナノメーター(1mmの100万分の1)単位の孔が無数に並ぶ「超多孔質構造」を持ち、湿度を適度に保ちます。
===現在の高気密住宅の欠点===
部屋の空気はカラカラ、窓や壁はびしょ濡れ。
表現はオーバーですが、こうした住宅は、カビやダニ、腐敗菌が繁殖しやすく、建物の寿命を縮めたり、健康に悪影響を与えます。目先の経済性を最優先し、材料の吟味を後回しにした住まいの「現代病」です。
===珪藻土の土壁の優れた特徴===
・天井、壁が呼吸し、快適湿度の室内空間を保ちます。
吸放湿機能が大きく、また、自律的に呼吸し続けるため、半永久的に調湿効果を発揮。部屋の中を快適な湿度にしていきます。
・結露を防ぎ、カビ、ダニを抑えます。
優れた調湿性、吸水性によって壁内外の結露を防ぎ、カビやダニの発生を抑制します。
・気になる生活臭を吸着、脱臭します。
タバコやペットの臭いなど家の中の生活臭や、有害成分を吸着、脱臭する働きをします。
・断熱、保湿効果で夏涼しく、冬は暖かく。
無数の気功が、空気の層となり、外気温に影響されにくい室内環境が得られます。
・優れた耐火性にも定評があります。
有害成分がなく、不燃性で、七輪の原料としても使用されています。
・室内の音の反響を抑える効果もあります。
地下室など、音の反響にお悩みの方にもお勧めできます。
===本物の珪藻土建材を選ぶポイント!===
多くの珪藻土建材の中で、何を選ぶべきか。
1.珪藻土の産地、質
北海道オホーツク産珪藻土 調湿に最も適した穴の大きさ。
秋田、石川、岡山、大分産などは細孔が大きく吸湿が弱い。建材には不向き。
備長炭、竹炭などは細孔が小さく吸湿するが、放湿が弱い。
2.珪藻土の含有量
珪藻土建材の中にどれくらいの珪藻土が含まれているか。
3.珪藻土を何で固めるのか。
サメジマコーポレーションの珪藻土は、自然素材の粘土、でんぷんのりの凝結力で固め、調湿効果を維持できる製造方法で、樹脂、セメントを一切使用せず、自然素材100%です。
固化しても再利用(引っ越しの際、壁材を剥がし、再利用した例もあります)でき、土に戻す事もできます。
たった3%でも樹脂(石油系接着剤や、セメント)を使用している製品は、珪藻土の孔をふさいでしまい、機能を損ない、しかも廃棄後は産業廃棄物になってしまいます。